心に残る夕日の景色を集めてみました。夕日に染まる空はどこで見ても美しい。海に沈む大きな夕日もいいけれど、日が沈んだ直後の淡い景色も好き。外国で夕日の美しい観光地に行くと、みんな大きな太陽の写真を撮って満足して、日が沈んだ瞬間に帰っていく。少し感覚が違うみたい。朝日の景色と違って、気合を入れて見に行くわけではないのもいい点。

チヴィタ・ディ・バニョレージョは浸食によってできた深い谷に360度囲まれた陸の孤島のように残った町。夕方には島が赤く染まりはじめ、日が低くなるとともに徐々に周りの深い谷が暗くなっていき島だけが浮かび上がってくる。
チヴィタ・ディ・バニョレージョはラツィオとウンブリア州境に位置し、ローマから100km程北、フィレンツェの160km程南に位置する。
リンク: チヴィタ・ディ・バニョレージョの旅行記

真っ白な砂丘が広がるホワイト・サンズ国立公園。日が低くになるにつれ砂丘の陰影は徐々に柔らかくなっていき、真っ白な砂がほんのりと赤みを帯びてくる。日が山の端に隠れるころには砂丘の赤みが一層強くなり空も赤く染まってくる。空からの反射光でピンク色に照らされる砂丘の陰影は淡くシルクのようになめらかでまるで水墨画のようだった。うねるように広がる砂丘が作る景観が時間とともに刻々と変化していくさまは感動的だった。
ホワイト・サンズ国立公園はニュー・メキシコ州の南端にある。最寄りの空港のテキサス州エル・パソから車で1時間半ほどの距離。ニュー・メキシコ最大の都市アルバカーキやサンタ・フェからは3時間半ほどの距離。
リンク: ホワイト・サンズ国立公園の旅行記

マラケシュではどこに行っても活気に満ちあふれている。ジャマ・エル・フナ広場はその中でも一番エネルギッシュ。フナ広場の周りのビルの屋上にあるカフェは夕方には多くの客で賑わう。日が沈むと夕日を見に来ていた客が一気にいなくなるので、フナ広場の喧騒から隔絶された静けさを楽しむことができる。
リンク: モロッコの旅行記

チャオプラヤ川の対岸から沈む夕日でシルエットになったワット・アルン。川には小さな船が忙しく行き来すている。
タイに住む友人にわがままを言って、夕日の時間にこの景色が見れるレストランに連れて行ってもらった。このあと日が沈んだ後にライトアップされた景色も美しかった。

サン・ミゲル・デ・アジェンデはメキシコ中部にある小さな町。たぶんメキシコで一番美しい街だと思う。街を見下ろすホテルの屋上からみた夕景。淡く色づいた空とピンク色のパロキア教会が美しい。
心に残る夕日の景色を集めてみました。他に印象に残っているのはドブロブニクで山の上の展望台から見下ろす夕景、ローマのサンピエトロ寺院、アンダルシア地方のロンダ、モン・サン・ミッシェル寺院、グランド・キャニオン、モニュメント・バレー、イースター島のタハイあたり。是非見てみたいのがミャンマーのバガン、熊本の御輿来海岸など。
リンク: 心に残る朝日の景色
最終更新日:2023年8月26日